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満足度第1位(自分調べ) ふじのくに地球環境史ミュージアム

外観はほとんど学校そのもの。
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エントランスに入る直前まで、授業参観か文化祭に来たような気分です。
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静岡市の郊外にある「ふじのくに地球環境史ミュージアム」に行ってみました。

廃校になった静岡南高校の校舎をリノベーションした施設です。

教室を使った展示とのことだったので、それこそ文化祭のような手作り感のある雰囲気を想像していたのですが、良い意味で裏切られました。

そこにあったのは、様々な楽しい工夫が溢れていながら、無駄を削ぎ落としたミニマムで上質な展示空間。

案内してくださった方から、デザイン関係の賞をいくつも受賞していることを聞き、納得。

スタッフの皆さんの施設愛も強く、加えて心に残ったのは、外観で「ほぼ何も主張していない」事と、それも含めて元々の学校の校舎や卒業生に対する敬意の深さ。

全体の空間構成から細部に至るまで、校舎や教室の面影、黒板や机やイスをこれでもかという位のバリエーションでデザインに活かしていました。(インテリアなど、詳しくはWEBサイトをご覧ください。)



先日、久しぶりに東京に行く機会があったので、最近できた建築を見て廻りましたが、「俺が、俺が」みたいな主張をしつつ、それでいて結局何かに似ているようなものが多かった気がしました。

「個性的な具合」がお互い似ているというか・・・。

それで、少し意気消沈して帰ってきたのですが、そんな事もあったので、この地球環境史ミュージアムでは爽やかな風がすっと吹いたような気持ちになりました。

数日たっても、「何だか良い所だったな」なんてじわじわくるような建築って、最近あまりなかったように思います。

自分にとっては、21世紀の空間デザインのお手本みたいなミュージアムでした。

by krd_aa | 2018-05-17 19:24 | ・建築 | Comments(0)

自分で設計し、小さく始めた小さな家の記録です


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