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2017年 12月 08日
椀(わん)トラップについての小さな悩み
年末ということもあって、中掃除をしながら家のメンテナンスをせっせとやっています。いろいろと気になる事はあるのですが、今はキッチンのトラップの「向こうから」する音が気になっています。
建物内の排水口には「排水トラップ」が設けられていて、溜まっている「封水」で下水の臭気やガスなどの侵入を防いでいます。SトラップやPトラップなど様々なものがありますが、キッチンのシンクには椀トラップ(ベルトラップ)が多いようですね。
我が家も椀トラップをつけています。
Sトラップなどにくらべてメンテナンスしやすいのがメリットですが、自分にとっては少しだけ悩みの種になっっているのが、その「音」です。お詳しい方のために大急ぎで説明しておくと、配管内のつまりや吸気不足が原因で負圧になって、封水が吸われて鳴るあの「ボコボコ」というやつではありません。キッチンに立っていると、別の所で流した水音が「配管内を伝わってくる音」が、かなり気になってしまうのです。
椀トラップは確かに臭気などは封水で遮断するのですが、音についてはほぼノーガード。
自分にとっては、長い塩ビ管の配管と椀の蓋が、音を響かせるちょっとしたスピーカーのようになって、なかなかのサウンドになってしまうのです。Sトラップなどは管そのものに封水がたまって封をするのでこういう事にはなりません。隣町の防災無線や救急車のサイレンが一日中聞こえていたりするので、ちょっと聴覚が過敏なのかもしれません。あんまりこういう悩みは聞いたことがないので、たぶん誰も気にしないんでしょうね・・・。でも全国には何人かお仲間がいるのではないかと思っています。
自分で設計し、小さく始めた小さな家の記録です
by krd_aa