2017年 06月 17日
国語・図工・図工 土曜半ドンのお気楽オーダー
僕が小学生時代、土曜半ドンの定番の時間割は「国語・図工・図工」の3コマ。
こんなことを言っては怒られますが、少なくとも僕達にとっては、やってもやらなくても良いような!、気楽なものでした。
ほぼ「レクリエーション」の半日。
その半日は、午後からの遊びの計画をたてる時間でもあったりして、それなりに意義深いものがありました。
土日休みより、かえって遊びが充実していたかもしれません。
土曜のお昼ごはんや、午後の開放感は独特のものがあったな、なんて思い出します。
もしどうしても今の小学生に授業時間が足りないなら、半ドンを復活したら良いのに、と思ったりします。
それだと「先進的」で「画期的」な感じがしないから、「えらいひとたち」は面白くないのかな・・・。
本当に革新的なものは、実は保守的なものの中にあったりすると思うんですが。
それこそre-creationですね。
「昼食の準備はどうするんだ」なんて声が聞こえてきそうです。
僕は自分でつくってました。
50円のやきそばに卵をまぶして炒めて、醤油をかけるだけですが。
僅かなサラリーマン時代も最初の1年くらいは、ぎりぎり半ドンのシステムが残っていました。
どうせ大した仕事もできませんから、適当に流した後は、みんなでお昼を食べに行って、それからカラオケに行ったりして・・・。
ちょっと不真面目な記憶ばかりなのですが、それでも何だか、土曜半ドンって再評価されて良いんじゃないのかなと思ったりします。
ちなみに半ドンの「ドン」ってドンタクのドンなんですね。(土曜の半分だからかなとずっと思ってました。)
オランダ語のzondag(日曜、休日)が由来のようです。
土曜日に、こどもの学校のカリキュラムの事を考えていて、急にこの「国語・図工・図工」という、気楽な帰り道のような響きを思い出しました。
土曜の半ドンは一年中あったはずなのに、記憶の中ではいつもギラギラした夏の青空が浮かんできます。
by krd_aa
| 2017-06-17 20:01